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 戒壇の大御本尊を捨てる学会員救わん

  世界大恐慌こそ「前代未聞の大闘諍」の兆

  「我が末弟等を軽んずる事勿れ」を胸に

               顕正新聞2月5日号 (1366) 学会員を救う特集号Ⅲ
 
 きょうの総幹部会も大熱気ですね。大感動いたしました。
 
  弘通も日本一教学も日本一
 
 そしてただいま発表のごとく、今年の教学試験は初級・五級・四級合わせて約三万人、そのうち登用試験は一万六千余人で過去最高であったとのこと、何とも有難いですね。
 今の世の中を見れば、欲と瞋りと愚癡の三毒が渦まいている。だから惨たらしい事件が次から次へと起こるのです。これが「末法濁悪」ですね。
 その中で、日蓮大聖人の甚深の仏法を、これほど大勢の人々が、これほど真剣に学んでいるのは、日本国で顕正会以外にはない。
 しかも顕正会の弘通は日本国を独走している。死身弘法も日本一、教学も日本一、これが広布前夜に召し出だされた仏弟子の大集団の姿なのであります。
 このたびの「基礎教学書・日蓮大聖人の仏法」こそ一生成仏への道案内、そして広宣流布の道を切り開く大利剣であれば、今後も繰り返して読み、さらに信心を深めてほしいと念願しております。
 
  日蓮大聖人の大恩徳を全日本人に教えたい
 
 私がこの書を著わした思いはただ一つ。それは、何としても全日本人に「日蓮大聖人の大恩徳と三大秘法の尊さ・有難さをわからせたい」の一事であります。
 この日本国には、絶大威徳と大慈大悲の仏様がまします。そして三大秘法を以て全人類を現当二世にお教い下さる。この偉大な仏様を、早く日本国中に教えなければ、仏弟子として申しわけないのです。
 そうでしょう。
 国家権力が竜の口で頸を切らんとしても切れず、かえってひれ伏してしまった。このような絶大威徳の御方が世界のどこにましますか。また流罪・死罪の大難を耐え忍ばれ、ついに三大秘法という成仏の大法を全人類に授与して下さった。このような大慈大悲の仏様が地球上のどこにましますか。
 この日蓮大聖人の大恩徳を何としても全日本人にわからせる。これが顕正会の戦いなのであります。
 今はまだわからない人が多い。しかし時が来れば、あっというまに全員が信ずるようになる。
 大聖人様は諸法実相抄に「剰へ広宜流布の時は、日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は、大地を的とするなるべし」と。
 断じて妄語なき仏様が「大地を的とする」と御断言されているのです。
 また上野抄には「ただをかせ給へ。梵天・帝釈等の御計いとして、日本国一時に信ずる事あるべし」と。
 もうその時は近い。大聖人御入滅後すでに七百三十余年、もうその時が、まもなく到来いたします。
 

  池田大作一党三大秘法を破壊

 
 だから第六天の魔王はジっとしていられない。何とか妨害せんとする。それも外からの妨害ではない、正系門家の内部から三大秘法を壊わそうとしている。
 それが池田大作一党の三大秘法破壊であります。
 
  三大秘法は合すれば本門戒壇の大御本尊に
 
 いいですか。
 三大秘法とは、三つに分かれていても、合すれば一大秘法の本門の本尊すなわち本門戒壇の大御本尊に成るのです。
 ということは、この大御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱え奉る修行が本門の題目であり、またこの大御本尊を広宣流布の暁の国立戒壇に安置し奉るのが本門の戒壇であります。
 すなわち本門の題目によって個人の成仏が叶い、本門の戒壇建立によって日本が仏国となるのです。
 このように、本門の題目も、本門の戒壇も、その功徳のすべては、本門戒壇の大御本尊の無量無辺の功徳・妙用から発するのであります。
 ゆえに日寛上人は依義判文抄に「故に本門戒壇の本尊を、亦三大秘法総在の本尊と名づくるなり」と御教示下されている。
 
  極限の大謗法
 
 だから、もし本門戒壇の大御本尊を否定すれば、それは三大秘法を破壊することになる。
 しかるに池田大作一党は一昨年十一月七日「弘安2年の御本尊は受持の対象にはしない」と言い切った。あろうことか、大聖人様の出世の御本懐、一切衆生成仏の法体たる本門戒壇の大御本尊を否定したのであります。これ以上の大謗法はない。まさに極限の大謗法であります。
 
  責めざる者は仏法の中の怨
 
 この大謗法を見て、責めない者は仏弟子ではない、大聖人の弟子ではない。
 ゆえに大聖人様は滝泉寺中状に「法を壊る者を見て責めざる者は、仏法の中の怨なり」と。
 ここに昨年一月、「学会員を救う特集号」を発刊したのであります。
 
  観念文をさらに改悪
 
 ところが池田大作一党は、極限の大謗法をさらに徹底するため、昨年十一月、経本の観念文を改変して「法華経の肝心・南無妙法蓮華経の御本尊」とした。
 さきほど沖縄の荻野第八男子部長が発表しておりましたね。学会三世で現地学会の大幹部である者が、「今回の改変された観念文では勤行する気になれない」と述べていたと。
 学会は必ず崩壊します。私は組織的レベルで言っているのではない。戒壇の大御本尊を否定して、保つ団体はあり得ないのです。だから学会はまもなく、必ず音を立てて崩壊する。
 今回改変の観念文こそ、全学会員をたぶらかし、戒壇の大御本尊を完全に捨てさせるものであります。
 

  「学会員を救う特集号Ⅱ」発刊

 
 ここに重ねてこの大謗法を責めるべく、本年の顕正新聞新年号を「学会員を救う特集号Ⅱ」といたしました。新年号を特集号にしたのは、顕正会始まって以来のことです。
 
  戸田二代会長の文証
 
 ことに「年頭の辞」において、学会の戸田二代会長が戒壇の大御本尊を唯一絶対としていた文証すなわち「日蓮大聖人は(略)弘安二年十月十二日に至って本門戒壇の大御本尊を御建立あそばされた。これによって終窮究竟の出世の御本懐を達成せられるとともに、(略)一切衆生即身成仏の大直道がここに瞭然と開かれたのである」(本尊抄講義録序文)を引いた。
 これは御書や日寛上人の御指南ではわからないという学会員に対して、戸田二代会長が心から戒壇の大御本尊を尊崇していた事実を教えたかったからです。
 
  池田大作の大慢言
 
 また池田大作の大慢心の発言も、示しておきました。
 第六天の魔王というのは大慢心の者に入るのです。彼はこう言った。「私は日本の国主であり、大統領であり、精神界の王者であり、思想・文化・一切の指導者、最高権力者である」(「人間革命をめざす池田大作その思想と生き方」 高瀬広居)と。
 この発言は、昭和四十年代の得意の絶頂期のものです。
 当時は、偽戒壇・正本堂を「時の貫首」細井日達が「御遺命の戒壇である」と承認してくれたし、その供養金は三百数十億円も集まったし、公明党を結成して衆議院にも進出できた。あとは学会員を選挙に駆り立てれば、やがて最高権力者にもなれると、驕りに驕っていた時です。
 この大慢心から「私は日本国の国主だ、最高権力者だ」等と、あらぬことを口走った。
 そしてこの発言を、学会の大幹部だけを集めた席に御用評論家をわざわざ招き、単行本に書かせたのです。まさに大慢心の極ですね。
 
  「蘇我が如くなるべし」
 
 大聖人は四条抄に、こう仰せられている。
 「吾が一門の人々の中にも、信心もうすく日蓮が申す事を背き給はば、蘇我が如くなるべし」と。
 蘇我氏は日本に仏法が渡って来たときの豪族です。稲目・馬子の二代にわたって仏法を守護した、聖徳太子とともに仏法を守護したのです。その功徳によって蘇我一族は位も上がり、強大な権力を持った。
 ところが次第に心おごり、馬子の孫の入鹿にいたっては、大慢心のあまり崇峻天皇まで暗殺するにいたった。かくて中大兄皇子の手によって誅戮(ちゅうりく)され、一族一時に滅亡してしまったのです。
 このように、たとえ初代・二代は仏法を守っても、その跡を継いだ者が大慢心を起こせば、忽ちに身を亡ぼすと、大聖人様は仰せ下されている。
 今の学会はこのとおりでしょ。第三代の池田大作にいたって、あろうことか、戒壇の大御本尊様の敵となったのです。
 このようなことは想像もできぬこと、あり得ぬことです。だから私はこのことにふれるとき、「あろうことか」といつも言う。本当にあり得ぬことが正系門家の中で起きたのであります。
 
  せっかく大御本尊に縁しながら
 
 これまさに第六天の魔王が、大慢心の者に入って、八百万学会員を誑かす姿であります。
 せっかく戒壇の大御本尊様に縁しながら、悪師にたぶらかされて戒壇の大御本尊様を捨てれば、今生には功徳を失い、臨終には悪相を現じ、後生には悪道に堕する。これが何とも痛々しく不憫なのであります。
 念仏宗の法然は「捨・閉・閣・抛」(捨てよ、閉じよ、閣け、抛て)と言ってたぶらかし、日本国の人々に、成仏の唯一の経たる法華経を捨てさせた。
 
  池田大作一党は法然と同じ
 
 大聖人様はこのことを開目抄の末文に「法然いたわしともおもはで、乃至、狂児(おうじ)をたぼらかして宝をすてさするやうに、法華経を抛てさせける心こそ無慚に見へ候へ」――法然は痛わしいとも思わずに、愚かな子供たちをたぶらかして宝を捨てさせるように、法華経を抛てさせた。その心こそまことに「無慚に見へ候」 無慈悲の極みである――と仰せられる。
 いま戒壇の大御本尊を捨てさせる池田大作一党は、まさにこの法然と同じことをやっているのです。
 大聖人様がもし悪道に堕する学会員をごらんあそばせば、いかに痛々しく不憫におぼされましょうか。
 顕正会はこの大聖人の御心を仰いで、学会員を救う戦いを起こさねばなりません。どうか特集号を広く活用して、何としても学会員を救ってほしいと、私は念願しております。
 

  国難三年の弘通開始

 
 そして、いよいよ国難三年の弘通開始のときを迎えました。
 二月・三月・四月の法戦は、弘通誓願を二万二千といたします。一八〇万まで、あと二万九千有余でありますから、この法戦はまさに一八〇万眼前の法戦、もう手が届きます。
 さあ大歓喜の中に、全組織が誓願を大きく突破し、限りなく一八○万に近づきたい。こう私は念願しておりますが、みなさん、どうでしょうか。(大拍手)
 

  国難三年、世界は急激に乱調

 
 さて、国難三年を迎えて、世界中が急に騒がしくなって来ましたね。
 私は元旦勤行において「今後日本は、月を経、歳を逐うごとに、亡国の色を濃くしていく」と申しましたが、歳明け早々、周囲が騒がしくなってきました。
 一月三日には、中東の二大国であるサウジアラビアとイランが国交断絶した。
 六日には、北朝鮮が「水爆」と称する核実験を実施した。
 十六日には、台湾の総統選挙において、台湾独立を志向する民進党・蔡英文主席が当選した。
 そしてさらに、世界同時株安が始まって来たのです。
 まさに国難三年は歳の始めから、容易ならざることの連続であります。
 それぞれのことについて、少し説明いたします。
 
 
  ①サウジとイラン 国交断絶
 
 まず中東のこと。
 一月三日、サウジアラビアがイランに対して「国交断絶」を発表した。これはイスラム教における宗派対立が根底にある。サウジはイスラム教スンニ派の盟主であり、イランはシーア派の中心大国です。
 サウジは一月二日、国内のテロに関与したとして四十七人を処刑した。その中にシーア派の聖職者が含まれていたので、イランの群衆がテヘランにあるサウジアラビア大使館を焼き討ちにした。
 これに対し翌三日、サウジが対イラン国交断絶を発表し、さらにサウジの隣国バーレーンも、スーダンもサウジに追随してイランと断交し、アラブ首長国連邦もイラン駐在の大使を呼び戻した、ということです。
 中来は、シリアの内戦とイスラム国のテロで、すでに泥沼のような事態に陥っている。そのうえ二大国のサウジとイランが抗争に陥ったら、収拾が付かなくなる。
 
  中東各国で核の連鎖
 
 いま中東で最も危惧されていることは、今後、中東各国が先を争って核兵器を持つということです。
 イランは前々から核開発を企てていた。これを止めようとしてアメリカはじめ六ヶ国が交渉・協議して、やっと一月十六日に妥結をみたところです。
 しかしこれはイランの騙しですね。イランはまもなく核兵器を持つようになると思われる。
 イスラエルのネタニヤフ首相が十六日、「イランは核合意に署名した後も、核保有の野望を捨てていない」と声明を発表したが、そのとおりです。
 もしイランが核を持てば、サウジは一ヶ月以内にパキスタンから核兵器を搬入することになっている。すでに買い付けのカネまで渡してあるのです。サウジだけではない、トルコ、エジプト、湾岸首長国の中の一・二の国も、先を争うようにして核を保有するようになる。
 すでにイスラエルは核兵器を保有しており、「中東での敵対国が核を持ったら、直ちに先制攻撃をする」と言っている。
 まさに中東は核を使用する「世界の火薬庫」です。第三次世界大戦を引き起こす地域の一つであります。

  ②北朝鮮の水爆実験
 
 次に一月六日の北朝鮮の水爆実験。これも極めて危険ですね。 「寝耳に水」の韓国は瞋りに任せて一月八日、南北の軍事境界線に大型拡声器を多数据え付け、大音量で北朝鮮兵士に放送を聞かせている。その内容は、金正恩が最も嫌がるものです。挑発しているようにも見える。
 もし金正恩が激昂すれば、忽ち朝鮮半島は火の海となり、中国・アメリカ・ロシアも動く。多数の難民が日本に押し寄せてくる。朝鮮半島もまた、危険きわまる世界の火薬庫であります。
 
  ③台湾の総統選挙
 
 さらに一月十六日の台湾総統選挙のこと。
 これまで中国に対して宥和・親中政策を取ってきた国民党の馬英九政権が敗れ、台湾独立を志向する民進党の蔡英文主席が圧倒的な勝利を収めた。
 選挙結来が出た十六日の夜、中国の国務院台湾事務弁公室は「いかなる形の台湾独立にも反対する」との声明を発した。
 中国にとって台湾統一は一九四元年の建国以来の悲願ですよ。馬英元政権の台湾は宥和的・親中的であったから、中国はこれに経済利益を与え、平和裡の中で併合するごとくにも見えていた。
 しかしこんど当選した蔡英文氏はなかなかの人物、そして筋金入りの独立派です。中国への併合を受け入れるはずがない。
 
  中国は武力侵攻を
 
 そうなれば、中国は必ず武力侵攻で統一を成し遂げる。
 いつまでにこれを成し遂げようとしているのか。中国は前々から二〇二一年を目処としていた。この年が中国共産党の創立百周年に当るからです。たとえ遅れても、二〇年代前半までにはこれを成し遂げようとすると、私は思っております。
 いま中国が南シナ海を埋め立てて軍事基地化を急速に進めているのも、その目的の一つは、台湾侵攻の際の米軍介入を阻止するためです。
 アメリカがどこまで台湾を守ろうとするかはわからない。しかし中国が台湾侵攻を始めれば、南シナ海が大動乱になることだけは確かです。
 もし台湾が中国の手中に落ちたら、日本は海上輸送路(シーレーン)を抑えられ、忽ちに国家存亡の危機を迎える。まさに南シナ海も世界の火薬庫であります。
 

  世界大恐慌いよいよ始まる

 
 加えて今年は年初から、世界同時株安が始まった。これは世界恐慌の始まりであります。
 日本の東証株価を見ても、四日の大発会から八日までの五日間、連続下げ続けた。これだけでも終戦以来始めてのことです。さらに二十一日までの十三日間を見ると、上げたのはわずか二日だけ。下げ幅は三千円を超えた。この間、政府は年金積立金を市場に投入し、日銀もETFで株を買い相場を支えようとしたが、効果はなかった。
 
  信用膨張が極限に
 
 それというのも、今回の世界同時株安は根が深いのです。その根底にある問題は、世界の信用膨張がいま極限に達しつつあるということであります。
 二〇〇八年にリーマン・ショックがあった。アメリカ発の金融危機で、世界経済が底割れしそうになったのです。
 このとき、緩和マネーとして中国は四兆元(当時の邦貨換算で五〇兆円超)の財政出動をした。またアメリカは四兆ドル(約四七〇兆円)を世界中にばら撒いた。さらに世界の主要国もそれぞれ財政支出をした。
 これにより世界各国の債務はパンパンに膨れ上がったのです。米国のコンサル大手の「マッキンゼー&カンパニー」によれば、「世界の債務は○七年から七年間で、五七兆ドル(約六七〇〇兆円)増加した」という。
 つまり世界中が信用膨張、借金まみれになったということであります。
 
  現在の紙幣は不換紙幣
 
 ちなみに、いま世界各国の中央銀行が発行している紙幣は、すべて不換紙幣です。正貨である金(ゴールド)と引き換える義務がない紙幣です。
 昔の紙幣は兌換紙幣であったから、所有者が要求すれば同額の金と引き換えてくれた。この制度を金本位制という。この金本位制においては、経済に供給される通貨の量が、通貨当局の金保有量によって制約されるから、財政規律は自ずと保たれる。
 ところがこの金本位制は一九七一年(昭和四六年)に停止された。いわゆる「ブレトンウッズ体制」の崩壊です。これにより各国の中央銀行は金保有の制約なしに、輪転機を回わせば紙幣をいくらでも発行できるようになった。
 その結果、経済規模は拡大するが、世界中が信用膨張でふくれあがるのです。
 金兌換の裏付けのない紙幣だから、もしその国が財政破綻したら、ただの紙切れになってしまう。現在の紙幣の裏付けは、政府の保証だけなのです。
 
  政治家の無責任
 
 その政府を運営しているのは、責任感のない腐敗した政治家ですよ。
 今の政治家などは甘利明大臣にみるごとく、国家のことよりも政権維持と己れの名利・利権を先にしている。企業の経営者よりずっとモラルが低い。責任感がない。
 だから異次元金融緩和などを平然とやるのです。国家破産への一本道だとわかっていながら、政権維持のため、国民を騙して麻薬をのませる。無責任のきわみです。
 
  膨らみ切った風船
 
 日本だけではない、アメリカも、中国も、EUも、みな同じようなものです。
 かくて、全世界の信用膨張は限りなく進み、今それが極限に近づいてきた。ちょうど膨らみ切った風船玉がわれるように、必ず割れる。これが今の世界経済の現状なのです。
 そのところに、アメリカが出口を探して金融の引き締めを昨年十二月に始めた。
 この利上げを起点として、中国経済の減速と原油暴落が共振して、今回の世界同時株安が起きたのです

  止まらぬ原油暴落
 
 原油は供給過剰で暴落が止まらない。サウジアラビアは減産しないし、アメリカもシェールオイルで産油国になったし、経済制裁を解かれたイランも輸出を始めようとしている。だから供給過剰になる。
 一方、需要は中国経済の落ち込みで減っている。そこで原油価格の暴落が止まらないのです。
 二〇一四年七月現在で一バレル一〇三ドルだったのが、今は二六ドル前後にまで下落してしまった。減産すればいいのに、互いに相手国を潰すまで進むというチキンレースになっている。
 そのため、世界一の産油国で大金持ちだったサウジアラビアですら財政赤字で、保有する大量の株を売るようになった。さらに国債発行までするようになったのです。
 今後、もし原油価格が二〇ドルを下回われば、アメリカのシェールオイル産業はすべて潰滅するといわれる。これらの産業は格付けの低い債券発行によって資金調達をしているから、もしこれが焦げ付いたら、サブプライムローン問題のとき以上の、パニック的な金融危機が発生するといわれている。
 
  強欲資本主義の成れの果て
 
 このように、世界はいま未曽有の経済危機に突入しようとしている。ここに世界同時株安の根源があるのです。
 この本質を仏法で見れば、所詮は強欲資本主義の成れの果て、餓鬼界の本末究竟等なのであります。
 

  第三次世界大戦こそ 「前代未聞の大闘諍」

 
 世界同時株安は昨年八月が第一回、そして今回が二度目ですね。今後、乱高下を繰り返しながら、世界大恐慌の奈落の底に堕ちていく。そしてこの世界大恐慌が「前代未聞の大闘諍」の引き金になるのです。
 このことは、第二次世界大戦を見てみればよくわかる。大戦の引き金になったのは、一九二九年の世界大恐慌でした。しかしこのときの世界大恐慌と、いま始まらんとしている世界大恐慌とでは、規模も深刻さも全く違います。
 大恐慌になれば世界中に失業者があふれる。どの国も政情不安になる。そして各国が互いに疑心暗鬼に陥り瞋恚が燃えさかる。そしてついに戦争が始まるのです。
 大聖人様は「合戦は瞋恚より起こる」(曽谷抄)と仰せられている。
 すでに世界中が火薬庫のようになっている。そのうえ核兵器は世界中にあふれている。
 まさにいま起こらんとしている第三次世界大戦こそ、人類の最終戦争であり、大聖人様御予言の「前代未聞の大闘諍」そのものであると、私は確信しております。
 
  他国来難 迫る
 
 そして日本はこの大闘諍のとき、他国来難により国亡びんとするのです。
 この大難に対しては、いかなる軍事力も、外交的努力も、経済力も虚しい。またいかなる仏・菩薩・善神に祈るとも虚しい。
 見てごらんなさい。どんなに慢心している者でも、世の中が暗くなり心細くなってくると、やたらに神社などに参詣するでしょう。
 神田明神は証券マンや経営者が正月参拝するので有名ですが、今年は三が日だけで三万人も集まり、四日の仕事始めには四千社の代表が参拝に来たそうです。経営陣も心細くなってくると、仏・菩薩・神などに祈るようになる。邪教にすがるのです。
 
  戒壇の大御本尊を 日本に留め置き給う
 
 いいですか。
 大聖人様は、この亡国の大難より日本を救い世界を救うために、実に本門戒壇の大御本尊様を日本に留め置き給うたのであります。
 ゆえに新尼抄には「一閻浮提の人々各々甲冑をきて弓杖を手ににぎらむ時 諸仏・諸菩薩・諸大善神等の御力の及ばせ給わざらん時 諸人皆死して無間地獄に堕つること雨のごとくしげからん時 此の五字の大曼荼羅を身に帯し心に存せば、諸王は国を扶け、万民は難をのがれん」と仰せあそばす。
 「此の五字の大曼荼羅」とは、本門戒壇の大御本尊の御事であります。
 この大御本尊に、日本一同が南無し奉ってこそ、始めて日蓮大聖人の絶大威徳、諸天の力用により、亡国を免れ我が身を全うすることができるのであります。
 いま天魔その身に入る池田大作一党は、あろうことかこの大御本尊を捨てよと謀り、また宗門僧侶たちは営利のために不敬の御開扉を繰り返している。まことに恐れ多いかぎり。
 いま日本国で、本門戒壇の大御本尊様を命かけて守護し奉る仏弟子の集団は、顕正会以外にはない。
 この顕正会は、三年後には二百万となり、さらに一千万、三千万、六千万となり、大事な御奉公を必ず貫かせて頂ける。
 すべては大聖人様の御守護によるのであります。
 いま顕正会員は、大聖人様の仰せのままの信心をして、仰せのままの功徳を頂いている。これがどれほど有難いことか。
 
  「我が末弟等を軽んずる事勿れ」
 
 大聖人様は、悪口怨嫉にもめげずけなげに戦う我ら弟子を、必ずお守り下さる、お庇い下さるのです。
 四信五品抄には勿体なくも、こう仰せ下されている。 「請う、国中の諸人、我が末弟等を軽ずる事勿れ」と。
 私たちはみんな自分のことを゛言うに甲斐なき凡夫゛と思っているが、大聖人様の御眼からごらんになれば――我が末弟は、釈迦仏法の最高位の菩薩よりも勝れ、諸宗の元祖などより百千万億倍も勝出している――と仰せあそばす。
 なぜか。御本仏日蓮大聖人の弟子として、三大秘法を修行して一生のうちに仏に成る人だからです。ゆえに「我が末弟等を軽ずる事勿れ」と仰せ下さるのであります。
 どうです。たとえ誰がどんな悪口を言おうとも、ただ御一人の大聖人様がおほめ下されば、こんなに有難いことはない。本望ではないか。悪口はいつまでも続かない。わかればみな「悪かった」と言って謝ってくる。
 もう誰もが、徒ならぬ天変地夭に気づき始めている。徒ならぬ国際状勢の緊迫にも気づき始めている。
 すべては「仏法より事起こる」ことにも、やがて気がつく。
 
  180万眼前の戦い
 
 諸天の働きの何と活発なことか。召し出だされた我ら仏弟子の戦いが遅れては申しわけない。
 大聖人様は顕正会の前進をお待ちあそばす。
 さあ、国難三年の初陣、大歓喜の中に、一八○万眼前の戦いを成し遂げ、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。(大拍手)
 

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