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 日蓮大聖人はもう許し給わず!!

    池田大作は仏法・世法共に大罪を犯す

    私兵・公明党が政権に在るは日本国の凶事

                                          顕正新聞(1294)号
 
 きょうの総幹部会も素晴らしいですね。登壇一人ひとりの熱烈な信心に、大感動いたしました。
 
 顕正会の信心の底力
 
 二百万への初陣であった九・十・十一月法戦、先ほど発表のごとく、誓願を大きく上回る二万二千二〇〇という大折伏が、ついに成し遂げられました。
 これは同月としては過去最高です。顕正会の信心の底力、強靱さを、まざまざと見た思いであります。
 みなさんの涙の出るような弘通の真心、私は心から有難く思っております。
 
 「猪の金山を摺る」
 
 ことにこの法戦は九月十一日に、警視庁公安部による本部会館等への不当なる家宅捜索があって、それがテレビで全国に流された。
 これ、顕正会を何としても「暴力集団」「凶悪集団」に仕立て上げ、その弘通を妨害せんとした、学会と警察・テレビの連係プレーでありました。
 顕正会は世間の失一分もない。ただ日蓮大聖人の三大秘法を弘めて、人を救い国を救わんとしているだけである。これほど清らかな団体は、日本国中どこにもないのです。
 しかし「魔は仏法をにくむ」という。天魔その身に入って「国立戒壇」を放棄した池田大作とその一党は、御遺命のままに広宣流布・国立戒壇建立をめざす顕正会が、その弘通いよいよ二百万にも及ばんとするを見て、ここに国家権力と語らい、顕正会を陥れようとしたのが今回の策謀でありました。
 しかし大聖人様は「猪の金山を摺るが如し」と。
 真の仏弟子の集団ならば、地涌の菩薩の集団ならば、魔障によってかえって奮い立つ、強くなる、輝きを増す。それが今法戦の顕正会の姿だったのであります。
 
 広宣流布は近い
 
 そして三類の強敵が起これば、いよいよ広宣流布は近い。大聖人様は仰せあそばす。
 「和党ども二陣三陣つづきて、迦葉・阿難にも勝れ、天台・伝教にも越えよかし。わづかの小島の主らが威さんを怖じては、閻魔王の責めをばいかんがすべき」と。
 さあこの大教命を胸に、近き広宣流布のその日まで、全顕正会員、一気に駈け抜きたい。こう私は決意しておりますが、みなさん、どうでしょうか。(大拍手)
 

 歴史的な三万人女子部大会

 
 そしてこの法戦の直中に、三万人女子部大会が開催されたのであります。
 一人ひとりが、さまざまな困難を乗り越えて、全国から、いや世界十ヶ国からも馳せ参じてくれました。あの日本一の大会場が、場内はもとよりロビーまで溢れた。その数、実に三万五千にも及んだ。
 まさに昨年の二万人婦人部大会に続いての、広布最終段階への出陣、歴史的壮挙でありました。
 そしてこの大会を守るために出動した衛護隊員は五百人、婦人部も千二百人が出仕してさまざまな奉仕活動をしてくれました。これらの人々の心のこもった親切に、女子部全員が感激しておりました。これが顕正会の麗しい異体同心の姿であります。
 開会に先立って行われた、芙蓉楽団の演奏も素晴らしかったですね。
 男子部・女子部それぞれの和太鼓も、昨年より一段と迫力を増していた。そして冨士軍楽隊の勇壮なる演奏、美しき叙情あふれるコーラス、すべてが大感動でした。これを開いて、遠路はるばるの人々も、その疲れがいっぺんに吹き飛んだに違いない。
 まさに芙蓉楽団こそ、広宣流布のその日まで、嶮しき広布の旅路を往く顕正会員を勇気づけてくれる「妙法の楽団」であります。年々その力が増し、レベルアップしている。やがて広宣流布が近づくにつれ、日本一の楽団になると私は確信しております。
 
 全員がビデオ放映に
 
 私はこの大会において、三つのことを申しました。
 一つには地涌の菩薩のこと。全顕正会員が「地涌の菩薩の命」にめざめなければ、広宣流布はできないのです。
 二つには日妙殿のこと。日妙殿は恋慕渇仰の信心、一心欲見仏・不自惜身命の信心で、下種の御本仏を見奉った。まさに末法の女性の鑑であります。
 そして三つには、大聖人様が昭和二〇年の敗戦を機に作って下さった、順縁広布の時代について申しました。
 いずれも大事な指導であります。十二月にビデオ放映が行われるので全員が参加し、広布への新たな決意を固めてほしいと念願しております。
 

 十二月の前進

 
 そして迎える十二月は、本年の総仕上げ、そして明年への準備の月であります。先ほど横田副理事長から詳細の説明がありましたが、その心を付け加えます。
 
 教学試験について
 
 まず教学試験ですが、ことしも大勢の人々が入信いたしました。これらの人々を励まし、教学試験を通して信心を打ち固め、広布の人材に育ててほしいのです。
 せっかく入信しても、学ばなければ、自分が縁させて頂いた日蓮大聖人がどれほど尊い仏様であるか、また御本尊様がいかに有難いかもわからない。わからなければ勤行もしない、折伏も行じない。それでは功徳も出ない、一生成仏も叶わない。
 ゆえに大聖人様は「行学たへなば仏法はあるべからず」と仰せられ、さらに「行学は信心よりをこるべく候」と仰せ結うのです。
 先輩の励ましによって信心が起こる。信心が起これば学ぶ。学べばいよいよ信心が堅固になる。
 顕正会の教学は、信心に始まって信心に終わる。有難いに始まって有難いに終わる。それが成仏に結びつく教学、大聖人様の弟子の教学であります。このことは登用も、五級も、四級も共通であります。
 その中で、ことに四級試験の受験者は、御遺命の国立戒壇を否定する邪義を断ち切る大利剣を身につけてほしい。
 たとえば、今でもまだ学会員などは頻りに言うでしょ。「国立戒壇は御書にない」とか、「国立戒壇は田中智学が言い出した」などと。これは幼稚なたばかりですよ。
 これら御遺命に敵対する邪義に対しては、相手が誰であろうと「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず、彼彼の経々と法華経と、勝劣・浅深・成仏・不成仏を判ぜん時、爾前迹門の釈尊なりとも物の数ならず」(教行証御書)と。
 この仰せを胸に、この気魄で粉砕しなければいけない。それには破邪の大利剣をしっかりと身につけることが大事なのであります。
 
 広布御供養について
 
 次に広布御供養のこと。これは広宣流布を進めるために、なくてはならぬ浄財です。これがなくては広宣流布を進めることができない。
 顕正会は、邪教のごとく、学会のごとく、宗門のごとく、金銭を貪ったことは一度もない。
 ただ年一度の、しかも上限を決めての、力に応じての清らかな広布御供養を以て、広布を推進しているのです。
 このような団体は、日本国の中で顕正会だけであります。どうか全幹部は、誇りを以てこれを推進してほしい。
 大聖人様の御遺命を奉じた日本を救う大規模な戦いが、この広布御供養によって支えられているのです。「灯火に油を添える」の思いで、力に応じ、そして志を積める喜びを以て参加してほしいと念願しております。
 
 会館建設について
 
 次に会館建設について述べます。
 本年は熊本会館・京都会館・会津会館が建設され、それぞれ御入仏式において、大感動の中に御本尊様が御出ましになられました。さらに本年の追加工事として、顕正新聞社別館が現在建設中ですが、これも十二月中には完成いたします。
 明年はすでに発表のごとく、静岡会館・岡山会館・福岡会館の三会館を建設いたします。
 そして明後年の建設計画ですが――
 まず佐渡の島に、いよいよ佐渡会館を建立いたします。大聖人様の御流罪の地・佐渡に、「御報恩のため」と前々から願っておりましたが、いよいよ時来たって、いま熱烈な広布の潮流が佐渡に起きて来たので、決断いたしました。
 また中国地方に隣接する近畿の兵庫にも、死身弘法の潮流が起きてきたので、兵庫会館を建てます。
 そして三つ目の会館は、今いくつもの候補地が挙がっておりますが、検討中であります。結論が出次第、発表いたします。――会館については以上であります。
 

 「池田大作と暴力団」特集号

 
 さて、先日発刊された「池田大作と暴力団」特集号でありますが、爆発的ですね。
 今しんしんと日本国中に浸透しつつある。すでに一一〇万部が発行されたと編集部から聞いております。やがて全学会員、全日本人が、この事実を知るに至ること疑いない。
 もう、大聖人様がお許しにならないのです。
 いいですか。池田大作は仏法においては日蓮大聖人の御遺命を破壊せんとした大罪人。また世法においては暴力団を三〇年間も使って、己れの野望を遂げんとした大悪人ですよ。
 仏法と世間の悪を比べれば、人と国を害することにおいて、仏法の悪は百千万億倍大きい。だが、仏法の悪は一般世間の人、愚人には知りがたい。
 日蓮大聖人の御遺命が「国立戒壇建立」であることは、三大秘法抄・一期弘法付嘱書に赫々明々、天日のごとく明らかであるが、世間の人にはわからない。また洗脳されている学会員にはわからないのです。
 それというのも池田大作が、あるいは「時の貫首」に三大秘法抄を曲会させたり、あるいは自身さまざまなたばかりをして、学会員に「国立戒壇」を捨てさせて来たからです。
 ために多くの学会員は、知らず知らずのうちに御遺命に背くという大罪を犯し、功徳を失っているのであります。
 だが、池田大作の仏法上の大禍はわからずとも、世間の悪事ならば誰にもわかる。池田大作が偽善の仮面の裏で、暴力団を使って「邪魔者は消せ」とばかりの悪事を重ねていたという醜悪なる正体を知れば、いかなる者も洗脳が解け、最も大事な御遺命の正義にめざめるのであります。
 
 謀略がかえって醜体を晒す
 
 ここに大聖人様が「時」を作って下さったのです。今回の特集号は、まさにあの「9・11不当捜索」がその契機でしたね。
 国立戒壇を捨てた池田大作一党は、国立戒壇を堅持する顕正会が何より憎く、そして怖い。そこで警視庁公安部を動かし全テレビ局を動員し、顕正会を「暴力集団」「第二のオウム」に仕立て上げようとした。だがその策謀が、かえって学会・公明党と警察の癒着。さらに池田大作の醜悪なる正体を白日のもとに晒す道を開いたのです。
 まさに大聖人様が、これを言うべき「時」を作って下さったのであります。
 
 「天網恢々・・・」
 
 池田大作は偽戒壇・正本堂を「時の貫首」にも承認させ、このたばかりが成功したと思った。また三五〇億円の有り余る供養金も手にした。公明党を使って警察も抑えた、マスコミも黙らせた。もう怖いものはない。これが大慢心になったのです。
 かくて、どんな悪事も力で押し切れる、バレっこないと高を括った。
 だが、世間でも「天網恢々疎にして漏らさず」という言葉があるでしょ。天の網は広くてその目は粗いように見えるけれど、悪人を漏らすことなく必ず捕まえると。どんな悪事も必ず露見する――ということです。
 
 同生天・同名天
 
 いわんや仏法を知れば、諸天の目を恐れなくてはいけない。誰が見ていなくても諸天は見ているのです。
 大聖人様は同生同名御書に、こう仰せられている。「人の身には、同生同名と申す二の使いを、天生まるゝ時よりつけさせ給いて、影の身にしたがうがごとく須臾もはなれず、大罪・小罪、大功徳・小功徳、すこしも落とさず、遥々天に昇って申し候と仏説き給う」と。
 人の左右の肩には、母の胎内に入ったときから臨終にいたるまで、同生天・同名天という二人の神が付いている。これを同生神とも同名神とも、また二つ合わせて倶生神ともいう。これは梵天・帝釈等の諸天が、その人を守るために付けた使いです。
 この二つの神は寸時もその人を離れることなく、悪業・善業のすべてを、代わる代わる天に昇って梵天・帝釈等に報告をするのだという。
 ゆえにただいまの御文に「大罪・小罪、大功徳・小功徳、すこしも落とさず、遥々天に昇って申し候」とあるでしょう。
 これを池田大作に当てはめれば、「大罪」は御遺命破壊と、観念文から「本門戒壇の大御本尊」の九文字を削除して学会員から戒壇の大御本尊を忘れさせたことですよ。
 そして「小罪」は世間の罪、すなわち暴力団を使ったことです。これを残らず、同生天・同名天は報告しているに違いない。
 しかし次の「大功徳・小功徳」はというと、これは同生天・同名天がいくら探してもない(大爆笑)。
 私たち顕正会員にも、同生天・同名天が梵天・帝釈の使いとして付いている。だから折伏のけなげな姿を見ては、こう報告するでしょう。「この者、逆縁でもけなげでございます。ただし成果はあまり上がってません」と(大笑)。たとえ逆縁であっても、折伏の功徳に変わりはないのです。だから、決してがっかりしてはいけません。
 このように、誰が見ていなくとも、同生天・同名天はそばで見ている。梵天・帝釈は知っている。何よりも、大聖人様がすべてを御存知であられる。
 しかし池田大作は信心がないから、大聖人様の常住此説法が見えない。「雖近而不見」なのです。そして諸天の存在もわからない。
 だから恐れげもなく、偽戒壇・正本堂を建てて「国立戒壇」を抹殺せんとしたり、暴力団を使って悪事を重ねてきたのであります。
 

 公明党の政権入りは日本国の凶事

 
 ここに私は思う。
 このような池田大作の私兵になっている公明党が、いま政権与党となって国政を動かしている。これこそ日本国の凶事であります。
 公明党は何を狙っているのかは知らぬが、日本が独裁国家・警察国家にも陥る可能性がある大悪法「特定秘密保護法案」の成立に、自民党より熱心に見える。「安倍政権のブレーキ役になる」などと言っていたのは国民を欺くポーズ、実態は補完勢力いや推進勢力であった。
 私はこの「特定秘密保護法案」が、広宣流布にどのような影響を及ぼすかを、いまジっと見つめております。しかしどうにもあれ、私は驚かない。これはまだ小事です。
 仏法の上から見れば、何より重大なことは、御遺命に敵対する池田大作を守ることを至上目的とする政党が、日本の政治を動かしているという事実であります。
  

 他国侵逼 色を増す

 
 「法華経をかたきとする人の国は、体に影の添うがごとくわざわい来たるべし」(十字御書)と。
 見てごらんなさい。他国侵逼の歯車は、いよいよ早く回りつつあるではないか。
 
 尖閣上空に防空識別圈
 
 中国は三日前の二三日、尖閣諸島を含む東シナ海上空に「防空識別圈」を設定し、同日午前十時からこれを施行した、と一方的に発表している。
 中国国防省の公告によれば「防空識別圏を飛行する航空機は、飛行計画を中国外務省か航空当局に提出する義務を負う」とし、もし航空機が命令に従わない場合は「武力で防御するための緊急処置を取る」とのことです。
 中国のいう防空識別圏とは、中国領土である尖閣の上空に侵入されてから行動したのでは間に合わないから、領土上空の外側の空域にこの防空識別圈なるものを設定し、敵機が侵入したら、直ちに戦闘機がスクランブル(緊急発進)し、場合によったら撃墜するというものです。
 いいですか。尖閣諸島は本来、日本国の領土なのだから、中国が防空識別圏などを設定すること自体が無法の限りなのです。
 
 尖閣奪取 新段階に
 
 しかしこの設定について、中国国防省の楊宇軍報道官は「国家主権と領土・領海の安全を防衛するためだ」「中国が自衛権を行使するために必要な処置だ」と強調している。
 また中国軍機関紙の「解放軍報」は昨二五日、一面の署名論評で「中国の人民と軍隊が国家の主権と安全、地域の平穏を守る決意を、見くびるな」と日本に警告している。
 これまで中国首脳は「尖閣諸島は中国の核心的利益である」と繰り返し述べていた。「核心的利益」とは、武力に訴えても守るべき国家利益ということですね。
 今回の防空識別圈の設定こそ、まさしく軍事力による尖閣奪取が、新たな段階を迎えたことを示しているのです。
 日本の領空である尖閣上空に、中国の防空識別圈が重ねて設定されれば、今後、不測の事態、軍事衝突が起こる可能性が極めて高くなる。中国はこれを承知で設定している。アメリカがどう出るかも読んでいる。中国軍は絶対に引かないでしょう。
 
 磁石が鉄を吸うごとく
 
 日本が引けば尖閣は直ちに奪取され、引かなければ軍事衝突となり、戦争へと拡大する。まさに終戦以来、最も危険な状態に立ち至ってきたのです。
 日蓮大聖人に背く日本は、磁石が鉄を吸うごとく、自然と他国侵逼を招くのであります。
 下種本仏成道御書には「宅に柱なければたもたず」と。日本の柱は日蓮大聖人であられる。日本の柱を立てるとは、国立戒壇を建立することです。これ以外に、日本が救われる道は絶対にない。
 大聖人様のお力で成る「日本国一時に信ずる事あるべし」の日は、決して遠くない。広宣流布は近い。
 そのお手伝いを申し上げる顕正会の前進が遅れてはならない。
 さあ、大事の二〇年代を見つめ、いよいよ明年から列島を揺るがす大前進を以て、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。(大拍手)
 
 
 
 
 
 

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