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  顕正会の大法弘通ついに日本国を独走

   大聖人の御遺命は誰人も破壊し得ず

   世界大動乱・他国来難の迫るを見よ   

                    顕正新聞12月5日(1361)号

 きょうは国難二年の最終法戦を戦い抜いての総幹部会でありますが、大歓喜と熱気がたぎってますね。そして一人ひとりの熱烈な登壇に、私は大感動いたしました。
 
   空前の折伏弘通    
 
 さきほど発表のごとく、九・十・十一月法戦の折伏弘通は、過去最高の二万九千八七二名。凄いですね。あと一二八名で三万でした。
 この大折伏により、顕正会の会員総数は一七七万を超えました。二〇一九年までの二百万は、もう絶対であります。
 

   顕正会 日本を独走   

 
 今や顕正会の弘通は日本国を独走している。国中の邪宗はもちろん、宗門も学会も遠く及ぶところではない。
 私は自讃して言うのではない。有難さ抑えがたきゆえに、かく言うのであります。
 なぜ、有難さ抑えがたいのか――。
 
   正系門家の濁乱   
 
 いいですか。
 広布前夜の第六天の魔王の妨害か、正系門家において六六・六七の二代にわたる貫首が池田大作にへつらって、大聖人様の唯一の御遺命たる国立戒壇を否定した。さらに学会はついに、あろうことか大聖人出世の御本懐たる戒壇の大御本尊までを捨てたのです。
 いったいこれはどうしたことか。
 これでは、大聖人様が流罪・死罪を忍び給うて留め置かれた戒壇の大御本尊の御威徳は隠れ、一期の御遺命も虚しくなってしまうではないか。この師敵対、大聖人様はいかように思し召されるか。
 
   死罪に等しき解散処分   
 
 ここに顕正会は必死の諌暁を続け、ために信徒団体として死罪にも等しい解散処分を受けたのであります。
 しかし処分しても潰れぬ顕正会を見て池田大作は、公権力を唆して弾圧をさせた。すなわち折伏を行ずる顕正会員を次々に不当逮捕させ、そのたびに本部会館等を家宅捜索させ、それをテレビで放映させた。
 これ、顕正会を凶悪団体のごとく思わしめて弘通を妨げ、同時に学会員が顕正会に入会するのを阻止するためだった。
 学会内部では会員に対し、顕正会は「第二のオウム」「暴力集団」「拉致監禁する団体」などと宣伝していた。
 あるいは「顕正会の会館はみな黒く塗られ、ひとたび入ったら出られない」「地下工場があって、そこで働かされる」(大笑)などと恐怖心を煽っていた。これではまるで北朝鮮だ(大笑)。
 こんなデマを聞かされ、恐々と入会してきた人たちは、顕正会の会館を見て「あ、黒くない」(大笑)。「地下工場もない」(大笑)。と、入会して始めてウソがわかるのであります。
 
   ついに日本国を独走   
 
 このような悪口・中傷・謀略の中に、顕正会はただ大聖人様に応え奉らんと、大地を這うような死身弘法に徹すること、解散処分より実に四十一年――。
 そして今、国中の邪宗はもちろんのこと、顕正会を解散処分にした学会・宗門をも凌いで、ついに日本を独走する仏弟子の大集団になったのであります。
 
   誰人も御遺命を破壊できない   
 
 戒壇の大御本尊を恋慕渇仰し、国立戒壇建立の御遺命を高々と掲げて戦っている集団は、日本国に顕正会以外にはない。
 この大集団が、ついに日本を独走する立場に至ったということは、もう誰人が御遺命を破壊せんとし、戒壇の大御本尊様を否定せんとしても、絶対になし得ないという厳たる証拠である。ゆえに私は「有難さ、抑えがたきゆえに」というのであります。
 さらに思う。解散処分を受けたとき、顕正会はわずか一万二千でした。この小さな集団が、今や二百万の仏弟子の大集団に成らんとしている。こんな不思議はない。すべては大聖人様の御守護によるのです。
 いよいよ広宣流布の決戦場たる二〇年代を見据え、油断なく前進し、最後の御奉公をさせて頂かんと思うばかりであります。
 

   十二月の活動大綱   

 
 さて、迎える十二月でありますが、その三つの活動大綱は、先ほど行成理事が説明したとおりです。少し付け加えます。
 

   教学試験   

 
 まず教学試験。
 本年も大勢の人々が入信・入会いたしました。また未活動の人たちもまだ大勢いる。これらの人々に、何よりもまず「基礎教学書」を読むことを勧めてほしいのです。
 この本を読めば、必ずや日蓮大聖人の大慈大悲と絶大威徳がわかり、有難さが込み上げてくる。
 
   勧める側の感激こそ   
 
 何よりも、勧める側の感激こそ大事です。幹部自身の感激で相手を動かし、読ませ、そして登用試験を受けさせてほしいのであります。
 本年の教学試験は登用・五級・四級の三種目ですが、出題範囲は三種目ともに「基礎教学書・日蓮大聖人の仏法」といたしました。
 登用試験を受ける人は、たとえ難しいところ、わからないところがあったとしても、こだわらないでいい、そのまま読み進めて、読み終わったとき、ただ「有難い」ただ「南無日蓮大聖人」との信心が、胸の奥から湧き上がってくればいいのであります。
 五級の人は、より深くつかんでほしい。
 四級の人は、さらにより深く心肝に染めてほしい。
 出題範囲は同じ「基礎教学書・日蓮大聖人の仏法」でも、問題はもちろん変わりますよ(大笑)。
 同じ本を読んでも、初心の人と後心では、自ずと深くつかむ度合いに違いを生ずる。それに応じて、出題すべきと思っております。
 
   信心に始まり信心に終わる   
 
 顕正会の教学は、信心に始まり信心に終わる。有難いに始まり有難いに終わるのです。
 どうか、登用・五級・四級の段階はあっても、基礎教学を学び終わったとき、みな同じく大聖人様に南無し奉る絶対信に立ち、力ある広布の人材となってほしいのであります。
 

   広布供養   

 
 次に広布御供養のこと。
 広宣流布を進めるには、どうしても必要な費用がかかります。これを支えているのが、広布御供養であります。私は広布御供養に誇りを持っております。
 顕正会は一切、金銭を貪らない。ですから元旦勤行・御大会式をはじめ、顕正会のあらゆる行事・集会には、おカネがかからない、一銭も集めない。このような宗教団体は日本にどこにもない。
 邪宗から入信してきた人たちが顕正会の集会に出席するとき、「いくら包んだらいいんですか」などと聞く人もあるというが、顕正会においては一切そういうようなことはない。
 
   大聖人に通ずるゆえに大功徳   
 
 ただ年一回、広布推進のため、志ある人が、力に応じて広布御供養に参加する。それも一万円から八万円までと上限が決められている。
 顕正会は一円たりとも無駄づかいをしない。すべて広宣流布のためだけに使う。ゆえに大聖人様の御心に通じて、その功徳が我が身に還ってくるのであります。
 
   宗教法人に課税せよ   
 
 世間の宗教団体なるものはカネ儲けだけが目的です。デタラメな教義で人々をたぶらかしカネを搾り取る。すべてインチキ団体。
 ですから、本来、宗教の正邪は教義・本尊を以て判ずべきですが、教義を論ずるまでもない。金銭に対する姿勢を見れば、正邪は一目瞭然であります。
 私は前々から、邪教を退治するためにも「宗教法人に課税すべし」と主張しております。税務調査によりその腐敗が白日のもとに晒され、淘汰されるからです。
 そして学者の試算によれば、宗教法人課税による税収は年間五兆円にも上るとのことです。この五兆円を国の大借金返済に充てれば、国家破産を少しでも延ばすことができ、同時に邪教退治も進むと、私は思っております。
 いいですか。日蓮大聖人の三大秘法以外に、人を救い国を安泰にする正法はない。ゆえにこれに背く宗教団体はすべて邪教であります。そのうえに彼らは金銭を騙し取っている。
 
   顕正会は宗教団体ではない   
 
 顕正会は、世にいう「宗教団体」ではない。仏弟子の集団、日蓮大聖人の弟子の大集団である。大聖人様の仰せのままに広宣流布・国立戒壇建立を進め、人を救い国を教う地涌の菩薩の大集団であります。
 だから清らかなのです。世間が濁れば濁るほど、顕正会はますます清らかになり、広宣流布の決意に立つ。
まさに仏弟子の大集団なのであります。
 この広宣流布を支える広布御供養を、どうか誇りを以て推進してほしいと思っております。
 

   会館建設   

 
 次に会館建設について申します。
 本年は尾道会館、姫路会館、佐渡会館の三会館を建立しました。
 明年は、まず日目上人御遷化の地・美濃(岐阜県)の垂井に「垂井会館」が建設されます。御入仏式は四月であります。ついで六月には茨城県のつくば市に「筑波会館」が建ち、八月には「第二青年会館」がいよいよ落成いたします。
 
   明後年の建設計画   
 
 明後年の建設計画を発表いたします。現在、二つの会館が決定されております。
 その一つは、東京都の中西部・立川市に「多摩会館」を建てます。
 東京は広いですね。ずーっと西の方にまで広がっている。現在、東京都の東北の板橋区に東京会館が建っておりますが、とうてい一つでは足りない。これまで地方を優先して東京はたった一つでありましたが、いま西部のほうに顕正会員が続々と増えてまいりました。
よって多摩地区に「多摩会館」を建てることにいたしました。
 もう一つは、秋田の弘通が進んでまいりまして、これまでの秋田会館ではいかにも手狭になって来たので、大規模な「新秋田会館」を建設いたします。
 三つ目の会館はいま検討中であります。決定次第、発表いたします。会館については以上であります。
 

   世界大動乱の兆しを見よ   

 
 さて、話は変わります。
 このところ、世界中がテロなどで騒がしくなって来ましたね。これ世界大動乱の兆であると私は思っております。
 
   フランスで多発テロ   
 
 十一月十三日、フランス・パリ市内の七ヶ所で同時テロが発生し、一二九人死亡、三五〇人負傷という痛ましい大惨事となり、世界中が震撼しました。
 テロを起こしたのは、シリア国内で内戦を続けている過激派組織「イスラム国」であります。
 これに対しフランスは二三日、地中海に展開中の原子力空母「シャルル・ド・ゴール」から艦載機を出撃させ、イスラムの拠点を爆撃し始めた。空母が作戦に加わると、フランスの空爆能力は従来の三倍になるという。
 ロシアも、シリアのアサド政権を支援するためすでに空爆を実施しているが、その中でロシアの民間旅客機がイスラム国によって爆破されたり、さらに今回のパリ多発テロを見て、プーチン大統領はフランスと手を結んで、イスラム国への攻撃を強化せんとしている。
 アメリカもオバマ大統領が、パリの同時テロが起きた日に、「これはフランスだけへのテロ攻撃ではない、世界の全人類への攻撃である」との声明を出した。アメリカは有志連合の音頭を取っている国です。
 英国も二三日にキャメロン首相が渡仏してフランスのオランド大統領と会談し、イスラム国空爆に向けて軍事協力をする旨を表明している。
 トルコもまたイスラム国への空爆をしている。
 このように、イスラム国への攻撃という一点については、各国は一致している。しかしその狙いとするところは、それぞれ違う。まさに同床異夢なのです。
 
   ロシアとトルコ激突   
 
 このような状勢の中で、一昨日(二四日)、トルコ軍が「トルコ領空を侵犯した」という理由で、ロシア軍の戦闘爆撃機一機を撃墜した。プーチン大統領は即日、領空侵犯を否定したうえで「きょう起きた悲劇は、ロシアとトルコの関係に深刻な結果をもたらすだろう」と述べた。
 今後、両国の関係がどうなるかは、予断を許さない。
 このように、イスラム国およびシリア内戦をめぐり、いま中東は解決の糸口すら見えない戦乱が続いている。泥沼を棒でかき回わしているような状態になっております。
 

   重大、米国と中国・ロシアの対立   

 
 しかし世界を見れば、もっと深刻で重大な、全世界・人類の運命にも関わる対立がある。
 それはアメリカと、中国・ロシアの対立・抗争であります。
 アメリカは第二次世界大戦後七〇年にわたって、強大な核戦力によって世界を仕切ってきた唯一の覇権国でした。ところが今や、アメリカの核抑止力が衰えてきた。
 ということは、中国・ロシアの核戦力がアメリカのそれを上回わってきたということであります。
 
   国防担当者の警告   
 
 このことはアメリカの国防担当者が、今年に入ってから、口々に警告を発していることからもわかります。
 たとえば本年六月、米国防総省のロバート・ワーク副長官がアメリカの海軍大学で講演したが、その折、彼はこう言った。
 「中国の東シナ海や南シナ海における挑発的な行動を抑止するためにも、アメリカは国際秩序を維持するための力を維持していることを、世界に示さなければならない。だが世界におけるアメリカの力は、あまりにも伸びきってしまった。このままでは世界を動かしていく力を失う」と。
 また八月には、アメリカ核戦略の総責任者といわれる米空軍のマーク・ウエルシュ総司令官が、次のように述べている。
 「アメリカは、中国やロシアの核戦力の強化に対抗して、新しい核戦略を持たなければならない。そのためには新しい核兵器を保有し、その核兵器を使うための機能的な命令系統を明確にする必要がある。アメリカは直ちに有効な核戦力を維持するための教育を軍人に施さなければならない」と。
 このようにアメリカの国防担当者たちは、中国・ロシアの核戦力に対して、アメリカの核戦力がいま抑止力を失いつつあるということを、深刻に認めているのであります。

  ロシアの新核戦力

 一方、ロシアの核戦力を見ると、ロシアが最近開発した最新鋭のボーレイ型ミサイル原子力潜水艦は、本年初めすでに実戦配備についております。これによりロシアの核戦力は飛躍的に向上したという。

   ウラジオストックに潜水艦基地   
 
 この最新鋭潜水艦はすでに一〇隻程度が実戦配備され、このうち三隻以上が日本海を望む極東のウラジオストックに配備されている。
 ウラジオストックといえば、日露戦争の日本海海戦において、ロシアのバルチック艦隊が入港しようとした軍港ですね。
 このウラジオストックに今、最新鋭のボーレイ型ミサイル原子力潜水艦が三隻以上配備され、日本周辺の軍事状勢に大きな影響を与え、アメリカ第七艦隊の行動にも深刻な影響を与えつつあるとのことです。
 
   キューバにも基地   
 
 それだけではない。ボーレイ型原子力潜水艦の三隻ないし四隻は、なんとキューバを基地としているのです。キューバはアメリカのすぐ裏庭ですよ、ここを基地として、カリブ海から大西洋にかけてアメリカ近海をパトロールしている。そして常時、ホワイトハウスを攻撃し得る能力を持っているとのことです。これは重大なことですね。
 

   中国の新核戦力   

 
 また中国の核戦力を見れば、私が昨年の男子部大会で発表したごとく、「東風41」はアメリカ全土の大都市を潰滅する能力を持っている。これは先制攻撃能力です。さらに潜水艦発射弾道ミサイルの「巨浪2型」は報復能力の決め手となっている。
 この潜水艦基地は南シナ海の海南島の奥深くにある。海南島から台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡を通って太平洋に出れば、「東風41」と呼応して、アメリカ本土を確実に攻撃できる。
  
   済州島に潜水艦基地   
 
 さらに中国は最近、韓国の済州島の土地を買い占め、ここに大規模な海軍基地を築きつつある。済州島は対馬と五島列島のすぐそばに位置し、日本海と東シナ海を睨む前線拠点ですよ。
 いったい中国はこの島を拠点として、何をしようとしているのか――。
 
   北極海航路を狙う   
 
  日本大学総合科学研究所の勝股秀通教授は、次のように指摘しております。
 「中国は北極海航路に強い関心を持っている。(この航路は)日本海を北上して宗谷海峡を抜けて北極海に出るルートで、済州島を押さえることで、中国海軍は大手を振って日本海を通れるようになる。(中略)中国は南シナ海の海南島から潜水艦部隊を出撃させてバシー海峡を突破し、それと平行して北極海航路をいま窺っている。この両方を狙うことで、日米の警戒網を分散することができる」と。
 ここ数年、中国海軍が対馬海峡を北上して、日本海でロシア海軍と合同軍事演習をしていたのも、この布石だったのです。
 宗谷海峡を抜けて北上して北極海に入ればワシントンは近い。アメリカにとってはこれも大きな脅威となっている。
 アメリカの国防担当者たちの深刻な認識・警告を聞くまでもない、アメリカの核戦力はすでに中国・ロシアに対して抑止力を失っているのであります。
 
   世界は戦国時代に   
 
 今や世界は、核兵器が満ちあふれた秩序なき戦国時代に突入している。
 そして互いに憎悪しつつある、互いに瞋恚を増しつつあるのです。
 大聖人様は「合戦は瞋恚より起こる」(曽谷抄)と。
 さらに撰時抄には「闘諍堅固の仏語地に堕ちず、あたかもこれ大海の潮の時をたがへざるがごとし」と仰せでありますが、そのとおりですね。
 

   「前代未聞の大闘諍」「他国来難」刻々と   

 
 いいですか。
  「前代未聞の大闘諍」は、大聖人御出現のときに一回あった。これ大聖人の御化導を助けるために、諸天が大蒙古をして、それをなさしめたのです。
 そして順縁広布の時に、もう一回ある。これも大聖人様の御化導を助けまいらせる諸天の働きによる。
 大闘諍を前にして、もう助かる術がないことが本当にわかった時、始めて全日本人が日蓮大聖人の重き重き御存在にめざめる。「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」の仰せを深刻に理解する。そして日本一同、手を合わせるに至る。
 そのために広宣流布の前夜に、もう一度、諸天の働きにより、いや深く拝せば大聖人のお申し付けにより、日本中を覚醒せしめる「前代未聞の大闘諍」が起こるのです。
 この大闘諍が起きたとき、アメリカの属国である日本はどうなるか。
 安倍首相はアメリカだけを頼りとして、自衛隊まで差し出した。それで守ってもらえると思っている。
 とんでもないことです。
 アメリカの「核の傘」はすでにない。日本は裸同然なのです。
 アメリカを太平洋から駆逐してアジアの覇者たらんとしている中国は、この裸同然の日本を必ず襲う。これが「他国来難」であります。このとき日本は亡ぶ。
 
   「第三の秘法」   
 
 だが、この亡国をお救い下さるために、日蓮大聖人は「本門戒壇の大御本尊」をこの日本に留め置かれ給うたのであります。
 ゆえに四十九院申状の仰せに云く「第三の秘法、今に残す所なり。是れ偏に、末法闘諍の始め、他国来難の刻み、一閻浮提の中の大合戦起こらんの時、国主此の法を用いて兵乱に勝つべきの秘術なり」と。
 「第三の秘法」とは、迹門・本門の大法を第一・第二とし、文底深秘の大法を「第三の秘法」という。その実体はまさしく「本門戒壇の大御本尊」であられる。
 この大御本尊こそ、地球規模の大闘諍と他国来難が起こって日本国まさに亡ぴんとするとき、国主が帰依して亡国を免れるべき唯一の秘術である――と仰せあそばす。
 いいですか。顕正会はまもなく二百万になる。今後、大聖人様の御守護によって、必ずや一千万、三千万、六千万となり、一国も動き、国家意志も決せられる。このとき、国主も「戒壇の大御本尊」に心から帰依し奉り、始めて亡国を遁れることができるのであります。
 
   大聖人のお力で成る   
 
 凡夫の目には不可能のごとく見えるかもしれない。
 だが、大聖人様のお力で成されるのです。だから私は少しも心配したことがない。日蓮大聖人様があそばす広宣流布であれば、絶対に成るのであります。
 ゆえに大聖人様は「日蓮が慈悲昿大ならば……」と仰せられ、また「日本国一時に信ずる事あるべし」と御断言下されているのであります。
 正本堂の崩壊を見てごらんなさい。
 私が「正本堂を撤去せよ、誑惑の偽戒壇を取り壊わせ。さもなければ大聖人に申しわけない」と諌暁したとき、宗門の全僧侶は「そんなことのあり得るはずがない」と嘲笑した。しかし事実になったではないか。
 凡夫の誰にこれが予想できたか。みな不可能と見ていたことが、大聖人様のお力によって、不可能が可能になったのです。
 広宣流布も、諸天に申し付ける大聖人様の絶大威徳により、必ず一時に或る。
 
   広布の決戦場を見据えて   
 
 この重大な御化導をお手伝い申し上げるのは、御遺命を守り奉った顕正会以外にはあるべくもない。
 さあ、二〇年代こそ広宣流布の決戦場であります。
大聖人御馬前のこの御奉公を見つめ、いよいよ顕正会は「舞をも舞いぬべし」の歓喜で進みたい。
 何としても全員で、大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。(大拍手)



 「二〇年代こそ広宣流布の決戦場」と、妄想を焚き付けて会員を扇動することをいつまでも止めないのが、浅井昭衛会長である。

 二〇年代とは、2020年から2029年ということだが、そのとき浅井昭衛会長の年齢は何歳だろうか。顕正会幹部諸氏には、関心がある事だろう。
 浅井会長は、1931年11月30日の生まれである。2020年の11月末に89歳、翌年は90歳の卒寿を迎える。

 卒寿は、「卒」の略字が「九十」にみえることから云われるが、「広宣流布の決戦場」が卒寿というのは、意義あることだろう。顕正会用語で云えば、「御仏智」ということになる。
 
    ( 櫻川 忠 )
 

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