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 他国来難に勝つ秘術はただ国立戒壇

    二代にわたる貫首が国立戒壇を抹殺

    御本仏の御遺命は消滅して消滅せず

 
 きょうの総幹部会も素晴らしいですね。
 御本尊様の功徳の有難さ、そして広宣流布への燃えるような熱情がたぎって、初めから終わりまで大感動でありました。
 
 本格的前進
 
 さて、六千万を見つめての本格的な前進が、いよいよ始まってまいりました。
 二・三・四月法戦の誓願は一万九千。本日現在の弘通が八千九三四名。四七%であります。
 さあ、三月・四月と、いよいよ加速度を付けていきたい。
 仏法に背くゆえに、刻々と大罰が迫りつつある日本を救う道は、もう広宣流布・国立戒壇建立以外にはないのであります。そしてこの本格的前進に当って、いま全顕正会員の勤行の姿勢が一段と真剣になって来たこと、何とも有難いことであります。  
 
 「力あらば一文一句なりとも・・・」
 
 大聖人様は広宣流布を進める仏弟子の姿を、このようにお示し下されている。「我もいたし人をも教化候へ」「力あらば一文一句なりともかたらせ給へ」と。
 自分も御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱え奉り、人にも勧める。そして感激あらば一文一句なりとも語っていきなさい――と。この仰せを、そのまま実行するのが地涌の菩薩であります。
 もう広宣流布前夜であるから、この地涌の菩薩が日本列島のどこでも続々と出てくる。きょうの登壇を聞いておりましても、全国からの参加ですね。顕正会員は北海道から九州・沖縄にいたるまで、全国で活動している。顕正会の組織が伸びて来たこと、実感ですね。
 ですからこれからは、日本中の人々が、あっちでもこっちでも折伏を受けるようになる。いつかの体験発表でこんな発表がありましたね。濡れ衣で拘置所に入れられたと。この男子、入信早々でまだ信心がフラフラしていた。しかしお経本と数珠だけは肌身離さず持っていた。
 拘置所の身体検査でお経本は没収されると思っていたが、看守が顕正会員だったという。看守はお経本を見て「しっかり勤行しろ」と言ってくれたと(大笑)。拘置所へ入って、かえって信心が強くなった(大笑)。そしてまもなく無罪で出所できたと。まあこのように、もういたる所で顕正会員に会うという時代になってきた。
 ですから、これから日本中の人々が、あっちでもこっちでも、折伏を受けるようになるのです。あっち行ったら「功徳ありますよ」と言われ、こっちに来たら「それは罰だ」と言われる(爆笑)。
 こうなるとみんな目ざめてくる。「大聖人様はそんなに偉大な仏様か」「御本尊にはそんなに力があるのか」とみな目ざめてくるのです。
 
 諌暁の声、一国にこだま
 
 さらに国家レベルで亡国の大罰が現われてくる時、日蓮大聖人の御威徳を顕わす顕正会の諌暁の声は一国にこだまする。
 そしてついに日本一同、日蓮大聖人を信じて南無妙法蓮華経と唱え奉るに至るのであります。もう広宣流布は決して遠くにあるのではない。大聖人様の御力によって、必ず「日本国一時に信ずる」のです。
 いよいよ大確信に立って、堂々の折伏を進めていきたい。
 

 女子部大会会場決定

 
 さて、女子部の三万人大会の会場が決定したので発表いたします。開催日は一二月一日(日)。会場は、千葉県の東京湾岸にある大会場の「幕張メッセ」であります。
 この幕張メッセは東京都心からも、羽田空港からも、成田空港からも近い。交通は至便、広大な駐車場もある。絶好の会場であります。
 実は女子部大会の会場については、本部の担当者が昨年来、ずーっと探し続けていたのです。しかし三万人収容の会場というとなかなか無い。そしてやっと遠い地方の会場を見つけて、昨年のうちに契約までした。
 しかし、私はどうしても首都圏でやりたかった。それで決定発表を延ばしていたのです。そのうちに、幕張メッセが十二月一日だけ空いているということで、今月の一八日、正式に契約できたわけであります。
 六千万地涌出現を見つめ、昨年、婦人部がまず二万人の大会で出陣いたしました。そして女子部がいよいよ本年、三万人大会を挙行するのであります。
 さあ、全国の女子部員は一結して、いよいよ強盛の大信力を奮い起こして、この歴史的な壮挙を成し遂げてほしい。しっかり頼みます。(ハイッ)
 

 仏法立てねば全てが裏目に

 
 さて、話は変わります。
 今月二三日に行われた日米首脳会談ですが、安倍首相は中国と北朝鮮の脅威を念頭に置いて、専ら日米同盟の強い絆を謳い上げておりましたね。
 そしてオバマ大統領の歓心を買うべく、「TPP」においては、日本の主張があたかも受け入れられたごとくの演出をしてもらって、参加表明へ大きく踏み出した。また集団的自衛権行使も検討を始めたことを大統領に説明し、さらに民主党の「二〇三〇年代・原発ゼロ」政策を見直して、アメリカの意向に添って原発を維持することを約束した。
 安倍首相はこの会談の成果を胸を張って自讃していたが、冷静に見れば、日本を利用せんとするオバマの掌で踊っていたに過ぎない。
 これを仏法の眼で見るならば
 日蓮大聖人の仏法を立てずに福運を失った現在の日本においては、必ずすべてが裏目に出る。このこと、よーく見ていてほしい。
 ゆえに大聖人様は「夫れ運きはまりぬれば兵法もいらず、果報つきぬれば所従もしたがはず」と仰せられるのであります。
 

 「前代未聞の大闘諍一閻浮提(世界)に起こるべし」

 
 そして大聖人様は、広宣流布の前には必ず地球規模の大戦乱が起こることを撰時抄に「前代未聞の大闘諍一閻浮提に起こるべし」と断言あそばしておられる。
 そしていま世界は、この大戦乱の大渦に向かっていよいよ動き出しているのです。
 
 北朝鮮 核保有国に
 
 北東アジア見てごらんなさい。このところ北朝鮮の動きが一気に危険な存在になってきたでしょう。昨年一二月、アメリカにまで届くミサイルの発射実験をやったと思ったら、本年二月十二日には、周辺各国の再三の警告を無視して三回目の核実験を強行した。
 この三度目の核実験で、北朝鮮はついに核爆弾の小型化に成功したらしい。小型化されると、中距離ミサイル「ノドン」に搭載することができるんですね。何ともイヤな予感がする。アメリカの科学国際安全保障研究所の分析によれば、「北朝鮮はすでに核弾頭をノドンに搭載する能力を得た」と言い切っている。
 ノドンは射程一三〇〇キロ。日本列島のほぼすべてがその圏内に入ってしまう。まさに日本は、北朝鮮の核爆弾の直接的脅威に晒されるに至ったのであります。
 
 小型核爆弾の威力
 
 もし北朝鮮がこの核ミサイルを東京に向けて発射したらどうなるか。
 アメリカのヘリテージ財団研究員のシミュレーションがある。これは核爆弾を一二キロトンと仮定してのシミュレーションですが、それによると、永田町付近に着弾すれば死者は四二万人に達する。もしラッシュ時の新宿駅に着弾すれば、一三○万人が犠牲になるという。
 その被害状況についても説明しておりますが、小型とはいえ核爆弾の被害はまことに凄惨ですね。こう記している。
 「グラウンドゼロ(着弾地から半径二・五キロのエリア)には、爆発によって巨大な穴があき、電磁パルスによって広範囲にわたってすべての電子機器の作動が一瞬にして止まる。引き続き、投下地点周辺のすべての可燃物質は高熱によって爆発し、炎に包まれる。
 投下地点の周辺で生き残った人々は、爆発後、一分以内に起こる後爆風に襲われる。核爆弾は爆発とともにキノコ雲の形をした巨大な火柱を生じさせる。この燃焼のために周囲から大量の酸素を取り込む。周辺地域の酸素はすべて爆発中心地に吹き込むが、これが後爆風であり、これにより近隣のすべての建物が爆心地に向かって倒壊する。爆発自体で生き残ったとしても、後爆風に乗って猛烈なスピードで弾丸のように吹き飛んでくる大量の瓦礫によって、人々は致命傷を負うことになる」と。
 なんと酷たらしいことか。このミサイルは、発射されればわずか八分から一〇分で東京に到達するという。逃げるいとまもないですね。
 このような恐ろしい核ミサイルを修羅の国・北朝鮮が持ったということは、まさに「気違いに刃物」であります。
 
 相次ぐ核開発
 
 しかし中東ではイランも核開発を進めている。間もなく完成するかもしれない。
 この状況をイスラエルが黙っているはずがない。イランは「イスラエルという国の存在を認めない、地球上から抹殺する」と常に言っている。ゆえにイランの核保有をイスラエルが座視するはずがないのです。そうなれば中東は大戦乱に陥る。
 また、すでに核保有国になっているパキスタンとインド。これもカシミヤの領有権を巡って紛争を続けているが、争いが深刻になれば核兵器が使われるかもしれない。
 
 抑止力の競争
 
 どうしてこのように各国は核兵器を持とうとするのか――。それは、持たなければ他国からの核攻撃を抑止できないからです。 
 たとえば、中国は曽てアメリカの核戦力に脅え、幾たびも苦杯を嘗めてきた。そこで毛沢東はアメリカの核戦力に対抗すべく、国力を傾倒して核開発に取り組んだ。「みんなで一杯のスープをすすり合おうとも」「人民はズボンが穿けなくても」ということで、あらゆる犠牲を顧みず、ついに今日の核超大国を築き上げたのです。
 北朝鮮もアメリカに対して、いや内心では中国に対してすら、抑止力の必要を感じているのかも知れない。このたびの北朝鮮の核実験を見て、韓国でも国内の一部で「核兵器を持つべき」との声が上がってますね。
 
 日本でも
 
 日本でも、昭和三九年(一九六四年)、東京オリンピックの年でしたが、中国が始めての核実験に成功した。
 これを見てその翌年、当時の佐藤栄作総理が訪米して、アメリカのジョンソン大統領に「中国が持った以上、日本も核兵器を持つべきだ」と申し入れた。しかしジョンソン大統領から「核の傘で日本を守る」との理由で断わられてしまった。
 
 NPT条約の不平等
 
 同時にそのころ、NPT条約というのが持ち上がって来たのです。
 このNPT条約というのは「核不拡散条約」ですね。核を持ってもいい国は、第二次大戦の戦勝国である米・英・仏・露・中の五ヶ国だけと限定し、他の国は持っていけないと定めた、何とも不平等・不条理な条約です。
 讐えていえば、暴力団の世界において「広域暴力団は機関銃を持ってもいいが、中・小暴力団、半グレ集団には持たせない。ピストルまでだ」というような条約です。納得するわけがない。
 いま、この不平等そして不条理なNPTが破れつつある、綻びつつある。そして、この破綻が「前代未聞の一閻浮提の大闘諍」につながっていくのであると、私は思っております。
 いいですか。NPTが調印されたときの核保有国は先述のごとく米・英・仏・露・中の五ヶ国だけであった。しかしその後、イスラエル・インド・パキスタン、そして北朝鮮も核保有国になり、イランも近く保有せんとしている。さらに世界中のテロリストまでが核爆弾を手に入れようとしている。これが今の世界情勢ですよ。
 もう歯止めが利かなくなった。このまま行けば大へんなことになる。アメリカほどの大国でも、もしテロ集団が核爆弾を入手したら重大なことになる。
 
 オバマ大統領の「プラハ宣言」
 
 この危機感から、オバマ大統領は二〇〇九年四月にプラハで演説し、「核なき世界」を追求する決意を表明した。これが有名な「プラハ宣言」ですね。
 このとき大統領は、まず現状認識をこう述べた。「核兵器を保有する国家が増え、核実験が続き、闇市場では核の秘密や核物質が大量に取り引きされ、核爆弾の製造技術が拡散し、テロリストが核爆弾の入手を決意している」と。
 そのうえで「アメリカは核兵器を使用した唯一の国として、行動する道義的責任がある」「アメリカは核兵器のない世界を追求する決意である」と明言した。
 この「プラハ宣言」は、表面では核の拡散がついにテロリストにまで及ばんとしていると警告しているが、アメリカの本当の恐怖は、中国の核戦力の限りなき拡大にある。これを止めなければ、アメリカ本土への核攻撃が起こるからです。そして、まずアメリカとロシアで核兵器の削減交渉が始まった。しかし両国ともに、古くなって維持費のかかる核兵器だけを削減対象にしていた。
 一方、中国は「プラハ宣言」などは眼中にない。ますます核戦力の増強を進めている、というのが現状であります。
 オバマがいかに「核なき世界」を提唱しようとも、アメリカ自身が核兵器を放棄しない、いやできないのであるから、説得力がない。単なる言葉あそびに終わっているのであります。
 
 大闘諍の前夜
 
 かくて今、世界は歯止めなき核兵器拡散の時代に突入している。
 その中で、中国とアメリカは、共に人類絶滅を招くほどの核兵器を保有したまま、世界の覇権をかけて睨み合っている。この姿こそ、まさしく大聖人仰せの「前代未聞の大闘諍一閻浮提に起こるべし」の前夜そのものであります。
 

 太陽の異変こそ先相

 
 もし前代未聞の大闘諍が起こるのであれば、これほどの重大事に先相が現われぬはずがない。それが、いま起きている「太陽の異変である」と私は思っております。
 この太陽の異変については、私は昨年の五月と六月、すでに触れた。太陽物理学の権威といわれる桜井邦朋・神奈川大学名誉教授、ならびに国立天文台の観測を引いて説明いたしました。
 
 極端な無黒点状態 小氷河期突入か
 
 もう一度、引用いたします。桜井さんは三年前の著書において「現在の太陽は、著者が過去五〇年で経験したことのないほど、極端な無黒点状態で、もはや休眠寸前。この状態が長く続けば、再び小氷河期が到来するであろう」と。
 さらに「前回の小氷河期は十三世紀半ばから始まった」「元(蒙古)の大軍が九州に攻めてきて起こした文永の役(1274年)、次いで弘安の役(1281年)の2つは、地球がすでに小氷河期に入っていた時代に起きた」と記している。
 
 太陽の磁場が四重極構造に
 
 また国立天文台は昨年「太陽の磁場が四重極構造になりつつある。四重極構造になると黒点が異常に滅少して太陽活動が衰滅し、これが地球の寒冷化につながる可能性がある」と発表していた。
 そして本年一月、国立天文台教授の常田佐久氏が「太陽に何が起きているか」と題する書を著わし、その中で、再び、黒点数の極端な減少、太陽周期の延長、四重極構造等の太陽の異変を指摘したうえで、黒点数の極端な減少が地球の寒冷に結びつく、との懸念を重ねて示しております。
 
 「諸難の中に第一の大悪難」
 
 いいですか。太陽は地球のすべてを支配しているのです。地球上のあらゆる生物は太陽の恩恵によって存在している。よって太陽の異変は、人類・国家・社会にとって死活的な重大事であります。
 ゆえに大聖人様は法華取要抄において、「両日並現」「日月薄蝕」「日月明を現ぜず」等のさまざまな異変を示し給うたのち、こう仰せられている。「此の日月等の難は、七難・二十九難・無量の諸難の中に第一の大悪難なり」と。
 そしてこの日月の異変こそ、国土の大難、一閻浮提・大闘諍の先相であるとお示し下されている。
 これを以て思うに、いま現われている太陽の大異変こそ、広布前夜に起こる「前代未聞の一閻浮提の大闘諍」の先兆でなくて何か。大正年間に起きた第一次世界大戦も、七〇年前の第二次世界大戦も、未だ「前代未聞の大闘諍」ではない。
 いま全世界に核兵器が拡散して、まさに起こらんとしている地球規模の大戦乱こそ、まさしく「前代未聞の一閻浮提の大闘諍」なのであります。
 

 中国は必ず日本を侵略

 
 この大闘諍のとき、中国は必ず日本を侵略する。その理由は、共産党独裁の悪政に対する中国人民の憤懣はいまや中国全土に高まりつつある。
 この大暴動を抑えるには、人民に日本を憎ませ、侵略させる以外に道がない。国内の矛盾を転化して共産党独裁を維持するのです。だから日本侵略は必ず起こる。
 
 諸天の治罰
 
 さらに仏法の上からその本質を見れば、諸天の働きによるのです。
 日本は久遠元初の御本仏ご出現の国である。しかるに日本一同はこの大慈大悲の御本仏を怨んで流罪・死罪に処し奉り、今に至るまで背き続けている。そのうえ正系門家まで大事な御遺命を抛ってしまった。
 ゆえに諸天は隣国に命じてこの日本を治罰する。「いったい、いつまで御本仏に背き続けるのか」と罰するのです。
 

 国立戒壇こそ救国の秘術

 
 まさに「仏法より事起こる」の他国侵逼である。
 ならば、仏法を立てる以外、国立戒壇を建立する以外に、この亡国の大難を免れる道は断じてないのです。
 
 四十九院申状
 
 ゆえに大聖人様は四十九院申状に「第三の秘法、今に残す所なり。是れ偏に末法闘諍の始め、他国来難の刻み、一閻浮提の中の大合戦起こらんの時、国主此の法を用いて兵乱に勝つべきの秘術なり」と仰せあそばす。
 「第三の秘法」とは、法華経の迹門・本門を第一第二とし、文底深秘の大法を「第三の秘法」という。その法体はまさしく本門戒壇の大御本尊であられる。
 すなわち一閻浮提の大闘諍が起こり、他国がこの日本を侵略せんとするとき、国主が戒壇の大御本尊を命かけて信じ帰依し奉るならば日本は救われる――と仰せられる。まことに重大な御文であります。
 
 事実上の国立戒壇
 
 いいですか。「国主此の法を用いて」とは、まさしく事実上の国立戒壇であります。この「国主」の背景には、六千万の地涌の菩薩が控えているからです。六千万の熱願で国家意志が決せられ、国を代表する国主が命かけて戒壇の大御本尊様を信じ祈り奉るならば、日本は始めて救われるのであります。
 この他国侵逼に打ち勝ってのち、一国あげての信心の赤誠を以て、富士山天生原に壮大なる国立戒壇が建立され、いよいよ本門戒壇の大御本尊はお出ましあそばすのであります。
 
 御遺命は消滅して消滅せず
 
 御本仏の御遺命は絶対です。誰がこれを壊わそうとしても壊わすことはできない。
 いいですか。二代にわたる貫首が、宗門の公式決定として国立戒壇を否定し正本堂を御遺命の戒壇と定めたからには、御遺命はいったんは消滅した。
 だが、大聖人様はこの大悪を許し給わず。顕正会をして諫暁せしめ、正本堂を打ち砕き給うた。そして国立戒壇を堅持する顕正会は大聖人様の御守護により、いま一五六万となって日本国を独走している。
 まさに御遺命は消滅して消滅せずであります。
 
 六千万こそ鍵
 
 そして今、一間浮提の大闘諍と他国侵逼は刻々と迫りつつある。六千万の地涌出現こそ急がれる大事であります。もし遅れたら、何とも大聖人様に申しわけない。
 だが、大聖人様の御威徳により、この大事は必ず成る。必ず間に合うのであります。
 さあ、列島狭しの大規模な弘通を進めたい。一人ひとりが小さな殼を打ち破って師子王の子となり、何としても大聖人様に応え奉ろうではありませんか。以上。(大拍手)

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